【作ってみよう!】家庭科で得た知識をフル活用!「鬼滅の刃」竈門禰豆子(かまどねずこ)の子供用衣装を作ってみる<part.9『竹を作ろう!』>

鬼滅の刃、竈門ねずこ 子供サイズ衣装の竹を作ろう

衣装を作り始めたあの頃、
こたつという最高の環境を手に入れ、
もうここから離れないぞ
と、一体化してしまうほどの意気込みでしたが、
もう、あいつの姿はどこにもありません。

あばよこたつ、よろしくちゃぶ台。

コロナによる自粛は緩和されましたが、エアコンの効いた部屋で、まだまだ自粛する所存です。

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竹を結ぶ紐を作ろう

まずは、竹を口に固定するための紐をつくります。

漫画では、竹に穴を開けて紐を通し、それを首の後ろで結んでいるのでしょうか。

それを、竈門兄妹が気を失っている間に、冨岡さんが作ったのでしょう。
強い上に手先も器用です。

紐は、レッグウォーマーにも使用した、
キャラヌノさんアムンゼン-レッド・ピンク1117を筒状に縫い合わせ、
結び目の部分は、きゅっと絞ってスナップボタンで簡単に留められるようにしました。

ねずこ竹の紐

竹の土台を作ろう

実は一度、竹作りを試みました。

ねずこ竹プロトタイプ
ねずこ竹プロトタイプ

トイレットペーパーの芯に、セリア様で購入した黒板になるカッティングシートを貼り、
それっぽく仕上げました。

ところが、小さなお子様は大人の想像を超えるほど、
それはもうずっと、
延々と、
ビーフジャーキーかってほど、
竹、くわえてます。

すぐに中の芯がベロンベロンになってしまいました。

そこで、次はもう少し防水や強度を考え、
芯の部分はラップの芯を使うことにしました。

ところが、これが非常に硬い。

ねずこ竹の芯の部分

あの薄いラップを支えようという力強さを感じます。

その優しさを無理やりはさみで切り裂きました。
力技です。
きっと、もっと穏便な解決方法があったかもしれません。

竹をくわえやすいよう、噛める突起を差し込むために、
強固な芯を、さらに真っ二つに切り開きました。

ねずこ竹の芯の加工

突起部分は、ティッシュの空き箱などの厚紙を口の幅くらいに切り出し、

ねずこ竹の咥える部分

テープで止めます。

ねずこ竹の咥える部分

これを、芯の切れ目の真ん中あたりに差し込みます。

ねずこ竹の咥える部分
ねずこ竹の咥える部分

次に、芯の丸い部分を厚紙に写し、

ねずこ竹の蓋

その線より1cmくらい大きめに切ったものを2枚用意します。

丸い紙の中心に穴を開け、そこに紐を通して抜けないように玉結びにします。

ねずこ 竹と紐をつなぐ部分

玉結びをした方と同じ面の「のりしろ」部分に両面テープを貼って細かく切れ目を入れ、

ねずこ竹と紐の接合部分

なるべく芯に隙間ができないようにぎゅっと押さえてながら、芯の両脇にかぶせます。

両面テープだけでは外れそうなので、さらにガムテープで補強しました。

ねずこ 竹の芯の部分

石粉粘土で竹を作ろう

試作品ではカッティングシートを巻いて竹感を出しましたが、
竹の節の部分がうまく表現できなかったので、
次に作る時は、何かしらの粘土を使おうと考えていました。

紙粘土や樹脂粘土など、いろいろな粘土を検討しましたが、
今回は、軽くて使いやすそうな石粉粘土を使ってみることにしました

石粉粘土はネットで購入しましたが、どうやら100円ショップにも売っているようです。

これを芯にベタベタと張り付けていきます。
思っていたよりも、しっかりと紙にも張り付くし、とてもやわらかくて扱いやすいです。

ある程度形ができたら5日ほど乾燥させます。

石粉粘土でねずこ竹をつくる

乾燥した竹にサンドペーパーをかけて仕上げます。

サンドペーパーは、DAISO様の5種類10枚セットのものの中目を使いました。

ねずこ竹の石粉粘土を紙やすりでやする

目の細かいものを使うともっと滑らかになるかもしれません。

石粉粘土のやすりがけで大変だったのが、とにかく粉が舞うということです。
片栗粉かってくらい細かい粉が舞い散ります。

細かい粘土細工ならさほど気にならないのかもしれませんが、
今回はやすりをかける面積が多いので、ビニール袋の中で作業しました。

紐が粉で真っ白になってしまいましたが、最後に洗ったらきれいに落ちました。

竹を仕上げよう

ねずこ竹のやすりをかけた後

サンドペーパーでデコボコを整えたら、アクリル絵の具で着色します。

この時、紐部分にマスキングテープを貼らなかったことを少し後悔しました。
着色前にはマスキングテープ
ガンプラ作りの基本です。テストに出ます。

絵具が乾いたら、ニスを塗ります。
ホビーショップの店員さんが勧めてくれたタミヤのニスを使用しました。

マニキュアみたいでとても塗りやすいです。
間違って爪に塗ってしまいそうです。

ニスを塗る前を撮り忘れてしまいましたが、
ニスを塗るとこんな感じです。
ツヤ出しなのでつやっつやしています。

ねずこ竹にニスを塗る

くわえる部分は、防水のためにグルーガンでガッチリ隙間を埋めました。

ねずこ竹の咥える部分を防水加工

さらに、口に触れても大丈夫なように、
接触部分には梱包用の広めのテープでガードしました。

ねずこ竹の咥える部分を強化

これで、竹は完成です。

総重量は50g弱なので、それほど負担はないかと思います。

一つのコンテンツに季節をまたぐほどの時間をかけてしまいましたが、
一応これで竈門禰豆子の子供用衣装は完結です。

家庭科の知識、フル活用できたでしょうか。

ZOOM会議は1回で飽き、LINE会議をしてもネタ合戦で頓挫している状態の我々ではありますが、
この他のコンテンツも絶賛企画中です。

叶えて欲しいちょっとした要望がありましたら、お気軽にご相談ください。

寒くても動きが鈍くなり、暑くても動けない私たちですが、
いつか、叶えます。

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