【作ってみよう!】家庭科で得た知識をフル活用!「鬼滅の刃」竈門禰豆子(かまどねずこ)の子供用衣装を作ってみる <part.5『着物(下)を作ってみよう!』>
さて、ジオングと呼ばれるようになり数週間。
そろそろサイコミュも使いこなせるようになったので、なみ縫いも思いのままです。
パーフェクトにするために、早速ボトムを作っていきます。
カタチを決めよう!
今回は、子供でも脱ぎ着ができるよう上下を別に作るので、
下はウエストにゴムを入れた巻きスカートタイプにします。
着物(下)の型紙を、横100cm×縦50cmでとっていたので、
横100cmの中から前の重なり部分を12cmくらい見積もります。
ウエスト合計88cmになるので、ウエスト60cm前後のお子さんでも履きやすいと思います。
次に、前の裾のはだけた部分です。
そもそも白い部分がどういう仕組みになっているのか解明できていないのですが、
とりあえず裾が丸く開いているので、丸く切ってみました。
もしかしたら「やっちゃった」という結果になるかもしれません。
この辺りから、裁縫というより工作に近くなってきたような気がします。
白い部分をつけよう!
襦袢をめくり上げていると思われる白い部分ですが、約100cm×40cmのパーツを2枚とってありました。
まずはその2枚を繋げて、200cm×40cmの長い長方形を作ります。
ここはお得意のなみ縫いでちょちょいと繋げます。
なんでダンゴ状に絡まるのか!
ただチクチクってやって糸をシューって引っ張っただけなのに。
イリュージョン!
ぜんぜんサイコミュ使いこなせていませんでしたね。
どうやらニュータイプではなかったようです。
仕方がないので、サイコウェーブではなく手作業で進めていきます。
白い部分とスカート本体をまち針で止めます。
白い部分の縫い合わせたところと、スカートの後ろ中心を基準に、
そこからスカートの布の端に沿って、二つ折りした白い布を止めていきます。
なんと、スカート部分の布の端を、白い部分で挟むように縫えば、
裏表一度に縫えて、しかも布のほつれ処理もいらないことを発見しました。
やっぱりニュータイプかもしれません。
着物の裏側から針を刺して、表側の白い部分をすくうように縫えば、
縫い目も表からは見えません。
さすがはニュータイプ。ひらめきが違う。
だんご・・・
その後は調子に乗ることなく黙々と作業に勤しんだので、
なんとか白い部分が繋がりました。
あとは、しわしわ感を出すために、
後ろの白い部分と、ウエスト部分に3つくらいのひだを作ってちょっと縫い止めました。
ウエスト部分を三つ折りにして、ゴムが通る部分を作り・・・
完成です!
結構それっぽく見える!
裾の丸く切った部分も「やっちゃった」とはならずにすんだようです。
後ほどゴムを通して、白い部分に少しアイロンをかけてしわっぽい折れをつけようと思います。
着物(上)の襦袢襟つけよう!
着物(下)の白い部分を付けたついでに、着物(上)白い襟をつけます。
前襟2枚と後ろ襟の3つを繋げ、
着物の襟の内側のちょうど真ん中辺りに縫い付けます。
これも、布の端を内側に入れながら縫えば、
縫うのは1回、布の端の処理もいらないというお手軽戦法でいけそうです。
これで着物(上)はほぼ完成です。
あとは、はだけないように縛る紐をつけるだけです。
着物の上下ができて、やっとゴールが見えてきました。
しかしそのゴールが心綺楼だったと気付くのは、もう少し先のお話…。