【作ってみよう!】家庭科で得た知識をフル活用!「鬼滅の刃」竈門禰豆子(かまどねずこ)の子供用衣装を作ってみる <part.6『帯を作ってみよう!』>

ねずこ着物の帯をつくろう

こたつって誰が考えたんですかね。
エジソンですかね。

こたつでみかんって誰が流行らせたんですかね。
パリコレですかね。

ずっとこたつにいると、こたつのことばかり考えてしまいます。
もしかしたらこれが恋ですかね。
違いますね。
知ってます。

日常生活の全てであるこのこたつで、
今回は帯を作っていきます。

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柄を染めよう

ねずこちゃんの、というか竈門家の特徴的な柄である市松模様を作っていきます。

布は折り目が上に来るように二つ折りにして使いますが、今はまだ広げたままにします。

縫代を省いた帯の長さは横70cm×縦18cmになるので、
柄の一つの幅は、横8cm×縦6cmにします。

ねずこ帯の市松模様の大きさ

3行と8列ちょいの柄です。
8列ちょいの「ちょい」は、
どうせ後ろで見えなくなるからぴったりじゃなくてもいいかな。
ってくらいの「ちょい」です。

次に、色をつけない部分だけマスキングテープで囲っていきます。

市松模様を染める前にマスキングテープ

中心にもマスキングテープが貼ってあるところが色をつけない部分です。
色をつける部分は8cm×6cm分空いています。

さて、色塗りですが、塗る範囲が多いので、
今回はアクリル絵の具ではなく、Tシャツくんのインクを使います。

赤に黒を少しだけ足したインクを、ヘラのようなもので塗っていきます。
が、最終的には指で塗りました。

ねずこの帯の市松模様を塗る

なんかムラムラしている。

まぁこれも味っぽいので良しとします。

インクが乾いたら、マスキングテープをはがします。

ねずこ帯の市松模様

色をつけた方を内側にして半分に折り、
横1カ所を開けた袋状に縫います。

柄が表に出るように布を返し、
縫い合わせていない端っこの縫代を、中に織り込んで綴じます。

帯に装飾をつけよう

まずは帯締めをつくります。

布の長い方(150cm)の端を内側に折り込みながら両面テープで止めます。

ねずこの帯締め作り

もはや縫いません。工作です。
両面テープを貼っていない方の布をストローに緩めに巻きながら、
両面テープを貼った方で少しずつ止めていきます。

筒状になった布の中に、綿を軽めに詰めます。
さっき丸めるときに使ったストローでグイグイ押しました。

帯締めに綿をつめる

これを2本作ります。

帯締め2本完成

2本の紐を半分に折って、こんな感じで結びます。

帯締めの締め方

結び目が真ん中に来るように置き、
帯と帯締めの見えないところを軽く縫いとめます。

ねずこ帯の前側

この時、帯締めの両面テープ部分を針で通すと、
針がベッタベタになって大変なことになるので要注意です。

帯揚げは、横70cmのうち10cmを切り取って、
残りの60cmを筒状に縫い、その中心に切り取った10cmの布をしわしわっと巻きつけて縫いました。

それを帯の裏側に、いい感じに見えるように縫い付けました。

帯揚げの付け方

帯揚げの下に小さなホックが付いていますが、
これは帯が落ちないように、着物と止めるためのホックです。

ここまで作ってから、
帯の後ろってどうなってるんだろう?
という疑問が浮かびました。

普段は羽織を着ているので見えていませんが、
おそらく帯は結んであって、羽織の背中が少し膨らんでいるはずです。

ここで急遽、余った布から帯の後ろ部分を作ることにしました。
予定していなかったので、布が余っていてよかったです。

作り方は大体帯部分と同じですが、
帯の縦幅が18cmなので、
そこにふわっと巻くことを想定して、横幅は25cmくらいにしました。

帯は巻きつけると向きが縦になると思うので、
柄が縦になるように縫い付けました。

帯の結んだ部分

帯の後ろ側はこんな感じになっています。

帯をつけるギミック

巻いて止められるように、
帯を覆う部分(帯カバー)は上下左側だけ縫い付けて、
右端の上下にはホックをつけました。
このホックは、帯の内側に止められるようになっています。

帯のホック

帯締めも帯揚げも帯に縫い付けました。

そして帯は、帯カバーで隠れているところにマジックテープをつけて、
簡単につけ外しできるようにしてあります。

帯の前側と同じく後ろ側にも、着物と帯がずれないためのホックをつけてあります。

とにかく子供はよく動くので、
すぐに着崩れしないよう、あらゆるところをホックやマジックテープで止めておきました。

これで鬼と戦っても着崩れの心配は要りません。
ねずこちゃんもきっとたくさんのマジックテープを縫い付けていたことでしょう。

<part.7『着物に柄をつけよう!』に続く・・・>

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