【作ってみよう】家庭科で得た知識をフル活用!「鬼滅の刃」竈門禰豆子(かまどねずこ)の子供用衣装を作ってみる <part.2『型紙をつくろう!』>
前回、鬼滅鑑賞に2日費やしてしまい、出端をくじかれましたが(part.1『プロローグ』参照)、おかげさまで上弦の鬼でも倒せそうなくらいモチベーションは上がりました。
さっそく着物制作に取り掛かります。
とはいえ、いきなり布を切ってしまったら100%失敗するということは、家庭科のおかげで想定済みです。
なのでまずは試し用の布をざっくりと切って、ざっくりと縫ってみます。
今回は、120cmサイズで作ります。
既製品の子供用浴衣を布の上に置いて、2Bの鉛筆でざっくりと線を引いて切って縫ってみました。
え?チャコペン?そういえばありましたね。そんな感じのアイテム。
もちろん、知ってますとも。なにせ家庭科の申し子ですから。まさか持ってないとか、ねぇ。
まぁ、今回は試しなので、たまたま近くにあった鉛筆を使いました。
たまたま…。(後日100均でチャコペンを購入しました。)
思いのほか着物っぽい!!(しわしわだけど)
和服は直線っぽい作りなので、もしかしたら洋服を作るよりそれっぽく見えやすいだけかもしれませんが、でも初めてにしてはいい感じ。
出だしからいい感じだったので、調子に乗ってこのプロトタイプを使って着物の展開図(?)を作ることにしました。
なんということでしょう、まるで型紙のよう。
あくまで洋裁素人がかってに考えた型紙なので、専門的にみると「なんだこれは」っていうものかもしれませんが、その辺りはまあ、ごめんなさい。
でもなんか、すごくいい感じっぽい型紙ができたので、この時点で8割完成した気分です。
素人が作った型紙に1mmも疑問も抱いていないので、早速、実寸台の型紙を作ってみます。
型紙を作るにあたり、大きい紙とかがあった方がよかったのでしょうが、夜中だったし気分ものっていたので家にあるもので作ることにしました。
A4のコピー用紙です。
プリンターが壊れて以来、使われることなく眠っていましたが、ここで再び日の目を見ることに。
4枚くらいをずれないように慎重にテープで止めて、先ほど作った型紙の大きさで、線を引いていきます。
切った型紙は分からなくならないように「前身頃」「袖」など書いておきます。
尚、身頃や袖は裏返して左右使えそうなので、表と裏にそれぞれ「右」「左」や「前」「後ろ」と分かるように書いておきます。
実際に書くときは、布の裏側に「袖後ろ」の線を引いてから、折り返し線で型紙を反転して「袖前」の線を引きます。袖はそれが2枚必要です。
身頃に付ける時に、袖の下の丸みがある部分が手首側にくればよいので、前後左右気にせず、全く同じものを2枚作っても大丈夫。なはず。
身頃は、肩の折り返し線で型紙を合わせて線を引きます。
前と後ろで形が違うので、左右に気をつけなければいけません。
うっかりやってしまいそうなので、しっかりメモしておきます。
ちなみに、布の裏側に線を引くので、型紙の表記も、実際に右側になる方には「前見頃左」など、左右反転して書いてあります。
さて、全て切り終えてみてなんですが、
まだ布も頼んでいないのに、この型紙たちをくしゃっとならずに保管できるのかでしょうか。
そもそも、型紙すら置いておけない我が家で布を広げるスペースはあるのでしょうか。
そしてまた、部屋の片付けと作業スペース作りで丸2日とられることになるのです。