【作ってみよう】緊急企画!子供が付けたがる「竈門禰豆子(かまどねずこ)風マスク」を作ろう!

今、世の中は未曾有のマスク不足です。
今朝も開店前のドラッグストアに50人近くが並んでいました。
しかも、入り口に「本日マスク入荷ありません!!」と書いてあるのに。
いや、もしかしたらみなさんマスク目当てではないのかもしれません。
たまごっちかもしれません。
思い込みはいけませんね。
兎にも角にも深刻なマスク不足で、感染予防のみならず、花粉シーズンを迎えた人たちにも大打撃です。
しかし人間は、大昔から必要なものは自分たちで作り出し、生き抜いてきました。
無いなら作るしかないということで、マスクを手作りする人も増えてきたみたいです。
子供用なんかは柄のバリエーションも豊富で、なかなか可愛いです。
しかし、どんなに可愛いマスクを作っても付けたがらなかったり、付けていってもすぐに外して、いつの間にか失くしてくる子もいると思います。

そこで考えました。
大人気漫画「気滅の刃」の竈門禰豆子(かまどねずこ)風マスクを作れば、なりきって付けていてくれるのではないでかと。
というわけで、ねずこ子供用コスプレ衣装製作記事が途中ですが、
急遽、ねずこマスクを作りたいと思います。
まずは、柔らかそうでねずこの肌の色に近い布探しです。
本来はガーゼ素材がいいのかもしれませんが、色も近くて柔らかそうな布をみつけたので、とりあえずその「やわらか布」(そんな名前ではないでしょうけれど)を使ってみます。
まず、布に見本の大きさのマスクを置き、ざっくりとマスキングテープを貼ります。
ぶっつけ本番で描いてしまおうかとも思ったのですが、マスキングテープを貼った方が、はみ出なくてきれいかなと思い、この方法にしました。
竹の節部分にもテープを貼ったのは、どの辺りに節を描くかの目安にするためです。

マスクを洗っても絵が落ちないように、アクリル絵の具で塗ります。
セリアで買った3色を、竹っぽい色になるまで混ぜます。

ちなみにパレット代わりに使っているのは、小麦粘土のケースです。
たまたまテーブルに転がっていたので使ったのですが、蓋もついてるし、せっかく配合した絵の具が乾くことなく保存しておけるので便利です。
発見した自分を褒めたいです。
布の端で色の乗り具合を確かめながら、水を足して絵の具をゆるめました。
昭和の不良のように、はみ出すことなんか気にもせず大胆に塗ります。

そして乾くまで待ちます。
早くマスキングテープを剥がしたくても我慢です。
そこは信念を通します。昭和の不良のように。
余談ですが、あの頃のいわゆる「不良」と呼ばれた人たちって、普段割とフレンドリーに話したり遊んだりするのに、そっちの世界には絶対に引き込まないという線引きをしていたように思います。「今日から俺は!」さながら、信念を感じます。
そんなことを考えているうちに、乾きました。

なんかもう竹っぽくない?
自己満足レベルが低いあまり、これで終わりにしようかと思いましたが、思い止まって節の部分を塗り足します。

流石にこれだけではのっぺりとしているので、光を足します。

さらに影を足します。

天才!!
絵の具を使ったのなんて、それこそ中学時代、美術の授業のフェイスペイントでカレクックをやったのが最後くらいですが、やればできるもんですね。
布に描いたことで逆に荒さが出て、それっぽく見えるだけかもしれませんが、まあ上出来です。
そういえばあのカレクックも上出来でした。
あとは、竹が乾くまでの間、耳にかける紐作りです。
ねずこの竹につながっている布をイメージして、ちりめん素材の布を筒状に縫い、中には切って使うタイプの髪ゴムを通しました。
そして竹と紐を縫い合わせると・・・

なんということでしょう!!
これなら子供たちもきっと、外さずに付けていてくれるに違いありません!
そして、花粉症なねずこコスプレイヤーの皆さん。
このマスクがあれば、花粉シーズンも竹よりは苦しくなく楽しめると思うのでお勧めですよ。